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1.動物の歯について
2.歯石について
3.破折ついて
4.歯のスケーリング1
5.歯のスケーリング2
■歯石について■

歯石とは歯にこびりついた汚れが硬く石のようになったものです。若い犬や猫ではそれほど目立ちませんが、年齢を重ねるにつれ少しづつ目立つようになってきます。具体的にどんなものか写真でお見せしましょう。写真の歯の表面や、歯と歯肉の境目についた茶色のものが歯石です。

上の二つの写真は歯石を取る前と後のものですが、歯石を取ってみると歯根部が露出していて、実は炎症がかなり進行していたことがわかります。
このような状態を放置していると、歯石の中の細菌が血管へ入り血流に乗って全身へと運ばれ、心臓や腎臓など身体の様々な臓器に障害を与えるようになります。
たかが歯石といっても、口の中の炎症だけにとどまらない場合が多いのです。
見た目では分からなくても、最近口臭がひどくなった、ものが食べづらそう、鼻水が出るし口元を気にするといった症状は要注意ですので、一度、獣医師に相談されることをお勧めします。
最近では、食事の変化などで比較的若いペットにも歯周疾患が増えています。日頃からペットの口の中をよく観察してあげて、歯磨きなどのケアをしてあげることが大切です。
歯石の元はプラークあるいは歯垢と呼ばれ、食べ滓や糖質、口腔粘膜の剥れた細胞、細菌などが歯の表面に薄い膜のように付着してできます。
プラークは歯周炎の原因になったり、歯石の元になるので、ついたら取る必要があります。プラークは軟らかいので、ものを噛んだり、舌と歯の摩擦で取れますが、歯の間や歯周ポッケトなど細かな部分はプラークが付着しやすく、またなかなか落ちにくいので、動物用歯ブラシで磨く必要があります。プラークは軟らかい缶詰などの食事を与えたり高齢の動物では沈着しやすくなります。
歯石とは、このプラークに唾液中の無機質やカルシウムが沈着してできたものです。歯石のついたたところではさらにプラークが付着し、歯石も出来易くなるので、歯石はどんどん大きくなります。
プラークは、正しい歯磨きで取れますが、歯石は非常に硬いので歯磨きでは取れません。特殊な器具を用いて処置をする必要があります。また、歯石の付着がひどい時は、全身麻酔をして歯石を取ります。
歯石は大きくなりながら、歯肉炎や歯周炎を起こして、歯の周りの組織を破壊していきます。歯石の付着が進むと歯を支える組織や骨が破壊され歯がグラグラ動きます。また、炎症による出血や悪臭もかなりひどくなります。
見た感じでは多少歯石がついているかなと思っていたものが歯石をとってみるとかなり炎症が進んでいたという場合があります。
スケーリング前 スケーリング後
上の二つの写真は歯石を取る前と後のものですが、歯石を取ってみると歯根部が露出していて、実は炎症がかなり進行していたことがわかります。
このような状態を放置していると、歯石の中の細菌が血管へ入り血流に乗って全身へと運ばれ、心臓や腎臓など身体の様々な臓器に障害を与えるようになります。たかが歯石といっても、口の中の炎症だけにとどまらない場合が多いのです。
見た目では分からなくても、最近口臭がひどくなった、ものが食べづらそう、鼻水が出るし口元を気にするといった症状は要注意ですので、一度、獣医師に相談されることをお勧めします。最近では、食事の変化などで比較的若いペットにも歯周疾患が増えています。日頃からペットの口の中をよく観察してあげて、歯磨きなどのケアをしてあげることが大切です。