■狂犬病予防のお話■
春は狂犬病予防注射の注射とフィラリアの予防を始める季節ですが、今回は狂犬病予防について考えてみたいと思います。 |
■狂犬病は全ての哺乳類が感染する恐ろしい病気です■
名前に「犬」がついている狂犬病。実はこの病気は哺乳類動物なら全てが感染しうる、ウイルス性の感染病です。私達人間は哺乳類ですね。ですからもちろん、狂犬病を発病した動物に咬まれたりすれば感染します。 発病してしまうと、治療法がないため、致死率はほぼ100パーセントと言われている恐ろしい病気です。 |
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■狂犬病も「人畜共通伝染病」です■
このような、人も家畜(ペット)も感染してしまう病気を「人畜共通伝染病」と言います。
そういった恐ろしい病気のまん延を防ぐために、関係者の方々は日々がんばって下さっています。最近では、鳥インフルエンザや狂牛病などがニュースになりましたね。人間にもうつる可能性があるので、きちんと対処しなければならないと騒がれているのです。
狂犬病は、アジアでは主に犬が感染源となっているそうです。日本では昔、野犬があちこちで見かけられましたが、狂犬病予防法が施行され、飼い犬登録と狂犬病予防注射の接種が義務付けられ、1957年(昭和32年)以降、日本国内では狂犬病の発生が報告されていません。
そんな日本で、これからも狂犬病を発生させないためには、ウイルスを持っている動物の侵入を水際で防ぐことと、国内での予防のさらなる継続が大変重要になってきます。 |
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■愛犬に予防接種を受けさせていますか?■
ところで皆さん、狂犬病予防注射は毎年受けていますか?ひょっとしたら一度もしたことがないという方もいるのではないでしょうか?「室内飼いだから大丈夫」「うちのワンちゃんはそんな病気とは接点がないから・・・」と、つい安易に考えてしまってはいませんか?
飼い犬を登録しなければならないこと、そして狂犬病の予防注射を受けさせなければいけないことを知らない飼い主さんがいるかもしれません。
日本での狂犬病予防注射の接種率は、実質では50パーセントにも満たないだろうと言われています。これでは予防に必要な数値には達していません。
日本やオーストラリアなど、現在狂犬病発生の報告がない国は、世界でほんの数カ国しかありません。毎年世界中で、特にアジアを中心に、3万人以上の人々が狂犬病で命を落としています。日本はそんなアジア地域にある国なのです。
万が一、狂犬病ウイルスがガードをすり抜けて日本国内に入ってきてしまったら、どうなるでしょう?実質の予防接種率は低く、近くに狂犬病の発生国もある。日本でも狂犬病が発生する可能性は十分にあるのです。 |
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■大切な愛犬と人々の安全を守るために接種は必要です■
大切な愛犬と、飼い主自身、さらには周囲の人々の安全を守るためにも、年に一度の狂犬病予防注射、そして自治体への飼い犬登録を、ぜひして下さい。
狂犬病の予防注射は、地域の集合会場や動物病院で受けることができます。生後90日を過ぎたワンちゃんは、飼い犬登録をして予防注射を受けさせることが、法律で義務付けられています。もし、機会を逃してしまったり、多くのワンちゃんが集まる場所は苦手でしたら、動物病院でいつでも注射してもらえますので、獣医師に相談してみて下さい。
費用は各自治体によって多少異なると思いますが、こちら神戸市の場合、注射をして証明書とタグ(2005年度の注射済票は赤いタグです)を交付してもらうのに、3200円です。
初めて狂犬病予防の注射をするワンちゃんは、飼い犬登録が必要となります。こちらの費用は3000円、登録は一度するだけでOKです。
当院では、神戸市への飼い犬登録も、狂犬病予防注射も随時できますので、いつでもご相談下さい。 |